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キックに葛藤

さぁ、怖がらなくても大丈夫だよ...
力を抜いてごらん...
嫌..怖いわ
ほら...そんなに固くなっちゃダメだよ...

固く殻を閉じたまだ幼いあの日の私のように
強固に固着したナットを外すのは結構辛い作業。

特にノーメンテで天真爛漫に扱われたモトクロッサーなんて、リンケージ廻りを分解すると思うだけで実家に帰りたく成る気分に。
Penhaigon'sのオールドイングリッシュローズの香水、もしくはかの東洋の神の国が誇るラスペネを一振り。
後はケンジントンでのあの日の舞踏会を思い出しながらケリを一発!
英国貴婦人の世界では、これが最も由緒正しいエレガントな方法。
決して、バイク自体にケリを入れてバラバラに壊して存在自体を無かった事にする訳では無い。
なお、由緒正しいケリの入れ方については
赤マムシ薬局発刊『夜のトライポロジー概要論』を一読頂きたい。
すると何故スタッドボルトからエンジンマウントまで私が蹴りまくってるのかが解るだろう。
ちなみに、ジャンプを失敗して明後日を向いたフォークに蹴りを入れるのはまた別の話。

よぉし、蹴っちゃうわよぉ!!
とは言え、なかなかどうしてスタビレーにケリを入れる勇気が無いのはやっぱりまだまだヘタレの血が色濃く残る平民出身の新興貴族な故。
さぁ、かかって来なさい。君の力じゃ私に傷一つ着ける事なんか出来ないんだから。
とは言え..とは言えですね
我が敬愛のスタビレー卿にケリを入れるなんて出来ないの。

じゃぁ、かのユリウス皇帝が推薦する米国からの光物=永久保証スナップオンなら?
仮に傷が入っても交換出来るし。
100万歩譲って折れた所で...

まぁ、ケリ工具は素直にストレートが良さそうですね。
ありゃどう考えても私の脚力じゃ折れそうに無いし。
折れても交換してくれるって言うし
まぁ折れた所でどうって事無いし
と、御託を並べつつ
虚弱体質な私はインパクトレンチを使うのです。

もはや力で支配する時代では無い。
今や21世紀。テクノロジーが世界を支配するのです。
インパクトレンチがテクノロジーなのかどうかはともかくとして。




 

旧ログ | 【2005-02-23(Wed) 00:26:20】 Trackback:(0) | Comments:(0)
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