ビードブレーカーを思案する
バイク整備で必要な工具は数々有るけれど
中には買うのに結構躊躇してしまうのも有る。
その一つがビードブレーカー

何ソレ??
って人は有る意味健全なのかも知れない。
しかし、
多少の差は有れ、バイクに乗れば乗る程に貧乏に成る法則ってのが有りまして。
そもそも貧乏だった私はさておきとして。

バイクを乗ると必ず必要な物の一つがタイヤ。
当たり前って言えば当たり前な話。
バイクの部品で無くてイイ物探す方が難しいんだけど....
未来にはタイヤが無くなってるかも知れないけれど、少なくとも私の目の黒いうちは、アンダーテイカーの目が白いうちは....
やっぱりタイヤはとても大事な所。

やっぱりタイヤはマメに換えたい所ですね。
特にスーパースポーツに乗ってるなら尚更。
んなのバイク用品店に持って行けばコーヒー一杯飲んでる間に交換してくれる。
勿論私も多くの場合はこの方法。
しかし、時と場合によってはこの方法が使えない事が有るんですよね。
例えば中古のタイヤだったり、通信販売で買ったタイヤで有ったり、ホイールペイントをする時だったり。

私の住む地域はタイヤが安い店も少なく無いんだけども、そうじゃ無い地域も全然珍しく無い訳でして。
近所のバイク屋さんで注文したなら、泣く子も黙る定価販売!なんて事も有るとか無いとか。
財布を見れば火曜サスペンスのエンディング並みに崖っぷち
そんな折りに見かけたGT商会の雑誌広告。
嗚呼、ココはなんてタイヤが安いのよ.....
それに比べてオイラの住むココのタイヤ価格ったら......
なんで?どうして?ねぇ、私...パパの子供じゃ無いの?
そんな世知辛い疎外感を覚えた人も少なく無いでしょう。
でもでも、買ったはイイけど交換が大問題な訳。
他所で買ったタイヤを喜んで交換してくれる奇特なバイク屋さんが有ればイイんだけど、世の中そうそう甘く無いし、私もそこまで厚かましい人間じゃ無い。

そこで、自分で交換しましょう!って事に。
タイヤ交換の主な作業は
1)ビード落とし
2)タイヤ外し
3)タイヤ入れ
4)ビード上げ
5)バランス取り
基本的にはこの5段階。
『汗を拭く』とか、『水分を補給する』とか、『やっぱりヤルんじゃ無かったと後悔する』とか
そんな細かい所を省けば概ねこの5段階。

今回のビードブレイカーってのは
1)のビード落としに使う道具。
タイヤチェンジャーの替わりに成るようなビックリメカでは無いのでお間違え無く。
あくまでビードを落とすだけの道具。
ココが重要。
結構誤解してる人も少なく無いみたいなので、誤解してる友人が居れば夜空を見ながら教えてあげよう。
アレはビードを落とす為に有るんだ。決してタイヤ交換が簡単に出来る魔法アイテムじゃ無いんだよ...と。

ちなみに普通に市販品を買うと1万円〜1万5千円くらい。
高いっすね。
私の知るタイヤの安い大手バイク用品店では、タイヤ交換がホイール持ち込みで1050円。
メチャクチャ安いです。
この値段でタイヤを交換してダイナミックバランスまで取ってくれるんだから。
勿論タイヤを売る為のサービスなんだけど。
当たり前だけど、他所で買ったタイヤをこの値段で換えてくれる訳じゃ無い。
そもそも、そんな事してくれるのかどうかも知らないけど。

ここで軽く計算。
バランス取りを考慮しないとして
タイヤ外し工賃は1000円(税抜き)÷2=500円と仮定しよう。
そのタイヤ外し代=500円のうち、ビード落としは200円くらいか。
作業時間ではタイヤを外す時間の方が長いってのがザックバランなこの計算の根拠。
つまり、このショップでのビード落とし工賃を200円とするならば、
http://www.webike.net/
で検索したビードブレーカー14,000円を償却するには
これがなんとも70回の使用が必要なのですよ。
70回もの使用に耐えるのかどうかの疑問はさておき、
前後合わせてコンスタントに年間2本のタイヤを換えるとすれば
なんと35年掛かってしまう事に成るんですよね。
35年も経ったらそれこそタイヤ自体が無くなってても不思議じゃ無い。
もしかするとバイクも無くなってるかも知れない。
ビックリですね。
日々細かい計算を生業としてるのに、こんな適当な計算でお茶を濁そうとしてる私にもビックリですね。

さて、ここからが本題。
こんな日常的に使わないのに高くて邪魔に成るビードブレイカーじゃ無くて
材料費1000円でおつりの来る邪魔に成らない純正アルミホイール専用ビードブレイカーをご紹介しましょう。
マグでもストリート用の太スポークのダイマグやマルケは使えるかなぁ?
BBSの虚弱なスポークには非常に不安ですね。
まぁ、そんなマグ履いてる人はこんな貧乏ツールに用事は無いでしょうが。

一号機は既に幾つかのチームやショップでコソコソと使われてるのですよ。
ただ、極めて『お父さんの日曜大工』チックな外観なので人前で使うには気が引けてしまうとかなんとか失礼でごもっともな話も有るけれど。
そりゃね、コスト掛けて真面目に作れば相応のが出来るんだけども、それじゃアナタ!貧乏ツールとしての存在価値が無いんですわ。

現状は要溶接なので、ビス留めで作れるタイプの物を只今作成中。
と言うのも180/55ZR-17のパイロットスポーツの極悪頑固親父的強力ビードに耐えれるかが今の課題な訳でして。
コレを無事に落とせればバイク用なら無敵でしょう。
これをご覧の健全な精神と不健全な財布をお持ちの皆様方に溶接しろ!なんて事ぁ言いません。
ネジで留めますわ。タップは切るけど。
ではでは、もうしばしのお待ちを。


 

旧ログ | 【2005-03-10(Thu) 00:09:16】 Trackback:(0) | Comments:(0)
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