
コンプレッションゲージ
これは無くては成らない物ですね。
この春に新入生になるチビッコから
明日、大動脈のバイパス手術するお爺様から
ちょっと満たされない倦怠期の熟年夫婦まで必須のアイテムでしょう。
DVDレコーダーや薄型テレビや原子間力顕微鏡なんかのデジタル家電に並ぶくらいに現代生活の必須アイテムとも言えますね。
温泉旅館の若女将は笑顔が命なのと同じように
中古エンジンの場合、何はなくとも圧縮が命。
幾ら人生の全てを捧げてキャブ掃除した所で、圧縮がヘロヘロならまさに徒労。
無駄な努力。
マディを走る直前にモトクロッサーのスイングアームを鏡面仕上げするくらいに無駄な努力。
バイクで帰るのに美容院で30分掛けてヘアメイクするくらいに無駄な努力。
青のりタップリのお好み焼きを食べる前に歯磨きするくらいに無駄な事。
本来ならば、暖気運転後のピストンクリアランスが適正値の頃合いに測るのが正しい方法。
冷間時は圧縮が低くてそりゃ当たり前って事。
何故かは考えてみよう
.....
そう、今思いついたソレが理由。
最初はね...ちょっと細くてスカスカなの
でも、だんだん熱くなって
だんだん逞しくなるの
そう....
それはともかくとして
私の場合エンジン不動様状態でも何の躊躇無く測っておりまして。
4気筒なら4つの圧縮圧が大体同じかどうか?
コレが何よりも大事。
その値がマニュアル記載値下限を大幅に下回って無いか?
コレはまぁ、参考程度に。
冷間時にはどの程度下回っても大丈夫かってデータが無いと意味が無いっすから。
今でこそ、夜中に独りでトイレに行けるくらいの大人に成ったものの
その昔のキャピキャピしててバイトの帰りにカラオケでドリカムを熱唱してた頃の私は
バイクなんてキャブ掃除すりゃ直るんでしょ?
なんて平和な脳ミソしてまして。
ゴーグルして手袋して
せっせと強力キャブクリーナーでキャブ掃除
キャブボディはピカールとスチールウールで頑張って磨いて
ジェットニードルをマイクロで測って
替えるベキかどうするベキか少々悩み
その頃は結構高かったジェットタイプのパーツクリーナーでポートを掃除し
無理な体勢でキャブをセットしバキュームゲージを接続して
さぁ、同調取ればオッケーでしょう
と、その時背後からの優しいお言葉
『そのエンジン、圧縮抜けてるからキャブ弄っても無駄やぞ.....』
そんなガビンチョな出来事を経て一つ大人に成り
今ではコンプレッションゲージを使う人へと成ったのですよ。
実際の圧縮の値よりも、冷間時は各気筒の圧縮に大きな差が無いかが大事な所な訳で。
極端に一つのシリンダーが低い値なら
....まぁ解りますよね。
トイレを使った後でちゃんと水を流せるくらいの大人なんだから。
んじゃ、単気筒ならどうするんだ?
って疑問はごもっとも。
でも
『ねぇ、お客さん....疑問の無い人生なんてつまらない物ですよ』
だから単気筒ユーザーは疑問を自己解決する楽しみを味わって頂きたいな。
圧縮を測ればこのエンジンを生かす価値が有るかどうかが歴然としてしまう。
ディープな所を分解しなくても、レンチ一本でアッサリと判り過ぎてしまいます。
味気もトキメキもワクワク感も無い作業です。
ドキドキ感は場合によって多々有るけれど。
ネタバレ感が有り過ぎて愛想の無い話です。
まるで、4週間後のJBLの動向をwwe.comで調べるみたいです。
でも掛けれる時間もコストも限られてる訳なので、そう我慢出来る程にゆとり有る生活を送ってないんですよね。
そんな訳で、調子が悪いと嘆く前に、何かが取り憑いたかのように盲目的にキャブ掃除する前にコンプレッションを測りましょう。
くれぐれも
プラグホールに指を当てて、圧縮を肌で感じるようなサイキックな真似はしませんように。
圧縮なんぞは尋常な人間が指先で感じられるような物じゃ無いですぜ。
ポップヨシムラなら出来そうな気も大いに有るけれども。
一般人が手で判断出来る所って言えば
スパークプラグの火花くらいな物ですね。
あれなら素手で握ってセル回せば一目瞭然。
簡単ですね。
そうそう、
今日は4月1日。
一年でただ一日だけ正直に過ごさねば成らない日です。
日々、嘘と欺瞞に満ちて色んな物に汚れたソコのあなた
そう、今右手をゴソゴソ動かしてるソコのあなた!
今日くらいは正直に過ごしましょう。
今日くらいはフォレストガンプのように過ごしましょう。
私は...まぁ..


