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SST=特殊工具
特殊な所に使う特殊な形の特殊な人が使う特殊な工具
それがSST
例えばですね
クランクケースを分割する工具とか
フォークシールを打ち込む工具とか
4ストシングルのカムシャフトを引っこ抜く工具とか
ピストンピンを押し抜く工具とか
まぁ色々と有りまして。
代用出来る物は代用するのがお茶の間メカニックの神髄で有りまして。
一生に何度も使わない工具に何万も払ってられませんから。
貧乏人は頭使うベシベシで有りますよ。
そんな訳で今回はソケットを削ってブッ叩き系SSTをと。
使うのは勿論インパクトソケット=いわゆるパクソケ
特徴は
黒い
割れ難い
手で削り易い
普通のクロームメッキなソケットはダメです。
あれはステムのレースなんかの、少々荒っぽく扱う必要の有る箇所には向きません。
何度か使ううちに割れてしまいます。
まぁ何度も使うんだったら本物SST買えばイイんですが。
それに何より
あのクロームメッキは削れ無いんすよ。
そりゃもうエライ大騒ぎせねば成らん程に削れ無いんすよ。
それもキッチリと全面メッキを剥がせたら良いのですが
中途半端にメッキが残ると、剥がれ落ちたメッキがベアリングに入ったりして非常に邪魔臭い事態に陥ってしまいます。
な訳で手で削るにはパクソケが良いですね。

今回のコレはステムベアリングのアッパー側ベアリングレースブチ抜き用SST
絶妙かつ適当なこのサイズが素早い仕事を約束してくれます。
使用するベアリングにジャストフィットなのを作っておけば、普通のグリグリ式ベアリングプーラーよりも早いですね。
勿論ラジアルボールベアリングの打ち込みにも使えます。
で、ステムのレースブチ抜き作業時間はざっと10秒って所でしょうか。
ゴンゴンゴン
っとソケット先端をレースに食い込ませて、後はヌオリャリャッッッ
って叩けば抜けてくれますから。
今迄長いネジとかマイナスドライバーでヒーヒー言いながら抜いてた人はお試し下さい。
まぁ削っても心の痛まないパクソケを持ってるならばのお話で有りますが。
ちなみにこのソケットは
ホームセンターで売ってる衝撃的お買い得プライスのソケット付きインパクトレンチセットに含まれてた
アンタ、このソケット一個のお値段は幾らなのサ!
なソケットを使ってます。
愛用の真っ当なインパクトのご機嫌が斜めに成った時に買った奴ですね。
確かソケットが10個程とエクステンションとエアのコネクタとシールテープと玩具的ルブリケータが着いててサンキュッパだったような。
それでもインパクトレンチそのものはちゃんと使えるんですねぇ。
ビックリクリクリですよ。
でも流石にこのセットのソケットを使おうって気にはちょっと....ねぇ
この子の元はそんなソケット。
ネジを緩める時には使いませんが、ベアリングなんぞをブッ叩く時には使えます。
削っても割れてもチっとも心が痛まないのが非常にヨロシイ子で有りますよ。
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